我が家がたまり場!?
小学校時代、放課後の子供の遊び場で大変な思いをしました。
放課後問題は、小学校入学から1年生の6月ごろまで続きました。
我が家は一人っ子で、共働き世帯です。
私が週に4日ほど勤務をして、平日と日曜が休みでした。
私が仕事が休みの日は、「放課後は友達を我が家に招いてもいいよ!」と息子には伝えてました。
入学後、さっそく友達が遊びに来てくれるようになったんですが、トラブル発生です。
学校が終わって、ランドセルを背負ったまま遊びにくるんです!息子も勿論ランドセルを背負っています。
ドアが開いた途端、「ただいま」と息子の声。息子の後ろに友達がいるんです。
しかもランドセル背負っているんです。
「おじゃましまーす」と友達数名が入ってきました。
息子の友達に「どうしたの?家に帰らなかったの?」と聞くと、「お母さん、いないから」と言うだけです。
居留守!?
びっくりして連絡網を使って、友達の自宅に電話しました。
留守電です。
もう一度、友達に聞くと「お母さん、いると思う」と言うんです。
ランドセルを下ろさせて、お菓子とジュースをあげて、自宅で遊ばせました。
夕方になっても帰ろうとしないんです。
「もう夕方で食事の用意があるから、また今度ね」と言いました。
「うちは夜まで大丈夫だから」と息子の友達は居座る様子でした。
「危ないから近くまで送っていくね」と言って無理やり帰宅させました。
後日判明したんですが、我が家に来た数名のお子さんは専業主婦の家庭でした。
家にいたのに留守電かよ?と思いました。
そんな状態が5月ごろまで続いたんです。
担任の先生に相談
ちょうど家庭訪問があったので、担任の先生に話しました。
すると先生から、他の家庭からも苦情が出ていると言われました。
我が家だけではなかったんです。
他の家庭にも自宅に帰らず、直行で友人宅に寄っていると判明したんです。
初のPTA総会とクラス参観日がありました。
その時に、放課後自宅に帰らずに寄っているメンバーの母親を確認しました。
お母さんは「美魔女」??
ブランドの美魔女ママですよ!
自宅も、新築戸建ての分譲住宅街の方たちでした。
思わず、「ウチのボロアパートに、なんで来るんだ!」と思っちゃいました。
専業主婦というのも理解できました。
「このままでは我が家がたまり場になってしまう!」と思ったんです。
思い切って声をかけました。
「○○君のお母さんですよね?始めまして、いつも○○君が遊びに来てくれてるんだけど」としゃべりかけたんです。
無反応です。
人の話を聞いていない感たっぷりでした。
「あ~そうなんですか」と一言しゃべって終わりです。
その様子を見ていた他のお母さんから「ウチにも遊びに来てるのよ!でも知らん顔なの!」と言われたんです。
父母会で情報交換
参観後、クラスでの父母会がありました。
そこで放課後の遊び場につい、て話題となったんです。
「たまり場になって困っている!」「ランドセルを背負ったまま遊びに来ている!」「親はいるのに知らん顔!」という意見が多数でました。
「悩んでいたのは我が家だけではなかったんだ!」とすごく気持ちが楽になったんです。
父母会に出席すると他のお母さん達の事や、家庭のことがわかって本当に良かったと感じました。
問題となっているお宅の母親たちは参観後、父母会には出席せず帰宅してました。
帰宅後、「放課後問題をどうにかしなくては?」と考えました。
「このままではヤバイ!」と思い、近所の先輩母さん達に相談したんです。
「習い事をさせると、スケジュールができて、本人も友達を傷つけることなく断れるよ!」とアドバイスしてくれました。
「習い事」で解決
早速、習い事をさせるようにしたんです。
水泳教室に、週に二回通わせるようにしました。
それから問題のある数名の友達は、遊びに来ることはなくなりました。
ほかの友達ができて、週に一回ほど遊びに来てくれるようになったんです。
もちろん自宅に帰宅後、遊びに来る友人です。
問題のあるお子さんたちですが、その後、どの家庭からも呼ばれなくなりました。
そのうちの一人のお子さん宅では、両親が一年生の3学期ころに離婚され、引越しされました。
やはり家庭、特に夫婦仲がうまくいってないと、子供に影響がでるんだな~と思いました。
同じ悩みを持つ家庭があるんだな~と感じました。
学校の父母会やPTAの参加は、けっこう情報が得られて良かったです。