娘は便秘がち
娘は、母乳だけのころから便秘がちでした。
ですが、母乳は100%栄養であるので、栄養素をほとんど吸収するため、便秘がちになりやすいという話を聞いて、そこまで心配はしていませんでした。
母乳不足で便秘になることもあるようですが、母乳はよく出ており、よく飲んでいるようなので、母乳不足であることは心配していませんでした。
体重の増えも、優良児のハンコをいただくほどの健康っぷり。
ところが、便秘は月齢が進んでも改善していくことはなく、2日に1回だったのが3日に1回、とどんどん間隔がのびてしまっていきました。
ただ、おなかは張っておらず、機嫌が悪いということもなかったので、様子を見ていました。
離乳食を始めると…
離乳食を始めると便秘が解消するかも、という期待を抱いていました。
しかし、いざ離乳食をはじめると、母乳のみだったころと比べて水分が足りなくなったせいで、便秘は悪化してしまいました。
離乳食完了期のころには、丸5日出ないなんてことも。
腸で蓄積されたうんちは、水分を失い固くなり、どんどん出しにくくなってしまいます。
娘は顔を真っ赤にして思いっきりふんばらないと、うんちが出ないようになってしまい、ついにはおしりが切れて出血をしてしまいました…。
この痛みで排便することに恐怖を覚えてしまい、ますますうんちが出にくくなるという悪循環に。
なるべくお薬や浣腸には頼りたくなかったので、オレンジ、プルーン果汁、ヨーグルト、海藻類など便秘にいいと聞いたものは、なんでも与えていましたが効果はなし。
また、産婦人科で教わった「綿棒浣腸」は、もう1歳を過ぎた娘には、刺激が足りないようで、こちらも効果はありませんでした。
ある日小児科のHPで…
ある日ある小児科医のHPで、「子供の便秘を放置するべきでない」という文章を読みました。
娘の便秘のため手は尽くしたつもりでしたが、もう自宅では対処できないと判断し、近くの小児科医に助けを求めました。
そこで処方していただいたお薬が「酸化マグネシウム」。
うんちに水分をふくませて、出を良くする効果のものでした。
薬をつかって、毎日排便させる習慣を腸につけさせることが大切、とのことでした。
そして効果が…
飲み始めてすぐは効果は出ませんでしたが、数日経ったころやわらかいうんちが出るようになりました。
そして、この薬を継続して飲み続けること、約半年。
娘は薬を飲まないでも、自然にうんちを出すことができるようになりました。
また、下の娘も便秘がちになってしまうことがあるので、下の子には「マルツエキス」という和光堂の便秘薬を使用しています。
こちらもゆるやかな効果で、クセになることはなく、飲ませて半日後には、自然にうんちが出ます。
赤ちゃんの便秘には、「酸化マグネシウム」と「マルツエキス」、大変おすすめです。