爪切りで出血が止まらない
0歳3か月の赤ちゃんの爪切りを、主人がしてくれていたのですが、深く切りすぎて、血が出てきてしまいました。
深爪していただけではなく、爪の近くの身まで切れてしまっていて、なかなか血が止まりませんでした。
切れた瞬間こそ泣きましたが、すぐにケロっと泣き止んだものの血は止まらず、初めての子供なので2人とも慌ててしまい、あちこちに電話をしました。
大みそかだったので、かかりつけの小児科は開いておらず、まずは近くの大きな総合病院に電話をしました。
その病院では対応しかねるということで、消防に電話をして対応できる病院を聞いてみるように言われました。
2つの病院、2つの対応
言われた通り消防に電話をして病院を2つ紹介してもらいました。
まず1件目に電話をしてみたところ、「今いる医師では、消毒して絆創膏を貼るぐらいならできます」との返答でした。
2件目に電話してみたところ、「薬を塗ったり絆創膏を貼ったりすると、赤ちゃんが舐めてしまって余計に危ない。ガーゼなどで10分ぐらい押さえ続けたら止血できるはずです。それでも止まらなかったらまた連絡して下さい。」との返答でした。
そこで、その通りに押さえ続けたところ、止血することができました。
慌てる私たちをしり目に、赤ちゃんは手を差し出して、キョトンとしていました。
冷静な対応、的確な状況判断の大切さを痛感
どちらも親切に電話対応してくれましたが、冷静に対応してくれた2件目の病院に助けられました。
冬の風邪の流行時期に、抵抗力の弱い赤ちゃんを、無駄に病院に連れて行かずに済みました。
2件とも家からは少し遠かったので、受診するとなると、赤ちゃんの機嫌も悪くなっていたでしょうし、簡単な手当を受けただけで、徒労感ばかりが残ったことと思います。
今回の件で、慌てずに、状況をよく見て判断することの重要性を学びました。
これは、症状が重ければ重いほど、パニックにならないことが、より重要になってくると感じています。
今回は軽いケガだったので、この機会に勉強できて良かったです。
夫婦2人で、失敗を積み重ねて、少しずつ親として成長したい
主人は、血で赤くなった赤ちゃんの小さな手を見つめて大変落ち込んでいましたが、そんなこともあるよと明るく励ましておきました。
切ってあげてとお願いしたのは私ですし、主人が爪を切ってくれなければ、私が爪切りをしていたわけで、ケガをさせたのは私だったかもしれません。
顔をひっかいて、傷がつくのも可哀そうですし、爪を放っておくわけにもいきません。
子供には可哀そうなことをしてしまいましたが、こうやって2人とも、失敗を積み重ねて、少しずつ親として成長していけばいいと思っています。
今は、早くケガが、綺麗に治ってくれることを祈るばかりです。