数々の障害を抱える息子~私の育児奮闘記~

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人見知り、ミルク嫌い、好き嫌い

 

私の息子は、小さい頃からとにかく手がかかりました。

 

 

 

赤ちゃんの頃は、人見知りが強く、人と目を合わせない事もしばしば。

 

 

 

授乳に関しては、最初は母乳とミルク混合で飲んでいましたが、4ヶ月〜8ヶ月の4ヶ月間はミルクを拒否して母乳しか飲まず、母乳は息子の欲しがる分量出なかった為、昼間はほとんど起きて泣いていました。

 

 

 

困った私は、9ヶ月に息子がなる頃ミルクのメーカーを変えた所、息子がまたミルクも飲み始めたので、昼間も安心して過ごせる様になりました。

 

 

 

1歳近くになると、離乳食も食べる様になり、さらに授乳が楽になり、1歳2ヶ月で卒乳する事が出来ました。

 

 

 

ところが、1歳6ヶ月頃からだんだん好き嫌いが出て来て、食べられなくなる物が増えていきました。

 

 

 

それはどんどん加速し、6歳の頃までは、主食はご飯とパン(パンも食パンとスティックパンのみ)、主菜は醤油で味付けされたお肉と魚のみで、副菜は食べられる物が全くありませんでした。

 

 

 

家で副菜になる物を好きな味や見た目で料理しても、食べてはくれませんでした。

 

 

 

小学校入学

 

息子は昨年小学校に入学し、給食が始まりました。

 

 

 

私は給食は食べられる物が出されない限り食べられないだろうなぁと思い、諦めていました。

 

 

 

小学校の先生にも息子の偏食の事はお話してあり、様子を見て、無理せず見守ってもらいました。

 

 

 

最初は予想通り、白いご飯とか醤油味のお肉・魚しか食べてこなかった息子でしたが、日が経つにつれ、学校で午前中活動してお腹が空いたり、周りの食べているお友達に触発されたのか、少しずつ、今まで口にした事がない食べ物を食べる様になってきました。

 

 

 

私が家で色々工夫しても約5年食べられる物が増えなかったので、本当にビックリでした。

 

 

 

親元を離れて、小学校での団体生活でのお友達の影響力に感謝です。

 

 

 

自分の力が及ばなくても、時には周りの環境に刺激されて自発的に乗り越えて行ける事もあるんだなと思いました。

 

 

 

息子の人見知りは、小学校1年の今でも続いています。

 

 

 

数々の障害

 

ことばの発達も遅く、実は今も発語に遅れがあります。

 

 

 

1歳半〜2つの育児教室に通い、3最〜幼稚園卒園まで、NPOがやっている発達支援の事業所に通わせました。

 

 

 

普段育児教室や公園などに行っても、お友達やその保護者、また家族や親戚など乗り越えてき周りの人と、上手く関われない事が多かったからです。

 

 

 

発達支援の事業所に通わせた事は大きく、私のいない環境で、先生やお友達と信頼関係を築け、公園や事業所の中で関わる事遊ぶ事を学び、幼稚園やって小学校入学に向けての団体生活の行動を学ぶ事が出来たので、今の小学校生活に活かされています。

 

 

 

息子がなぜ、こんなに育児が大変なのか疑問に思った私は、息子が4歳の頃、県の総合療育センターの先生の所へ相談に行き、息子が自閉症である事を知りました。

 

 

 

何となく小さい頃から息子には何か障害があるのかもと思っていたのですが、自分が育児を頑張り愛情を持って育てていれば、人より遅くても他のお子さんの様に成長していってくれるんじゃないかという期待も捨てたくありませんでした。

 

 

 

でも、4歳になっても話せない息子の姿に、何かある事が私の中で確信に変わっていきました。

 

 

 

その後、児童相談所で発達検査も行い、知的障害もある事が分かり、今は小学校の特別支援級に籍を置いて、登校しています。

 

 

 

小学校入学前後に発語も増えてきたので、大学病院のことばの教室にも通っています。

 

 

 

私が息子を育てて来て思う事は、自分の力だけでは困難を解決出来なかったら、サポートしてくれる場所や人をなるべく早めに探して、子供の成長にとってもプラスになる様にしてあげる事だと思います。

 

 

 

 

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