「思春期」
思春期というと、13歳くらいからになるのでしょうか。
実際に子供がかわいくて、叱れば素直に言うことを聞いてくれるのは、10歳くらいまでです。
それからは、個人差にもよりますが、どんどん変わっていってしまいます。
まず、12歳を過ぎて中学校に入ってからは、社会生活がぐんと広がることや、性教育などが行われたりすることで、子供たちは親や大人に対して、疑問を持つようになってきます。
そのあたりから、親の言うことを聞かない、反抗する、文句ばかりを言う、というような毎日になってきました。
「反抗期」
実際親に、いちいち文句を言われるのは嫌ですよね。
しかも、友達にも、愚痴をこぼすようになります。
同じような悩みで、同じような愚痴のある友達とは、一気にグループ化して、「親なんてさ」というようになってきます。
グループ化した子供たちは、もっと大人の言うことを聞かなくなって、ひどければ学校の校則を破るようになったり、先生に口答えをしたりするようになってきます。
そういった子供たちは、集団になることで強くなっていくので、実際に家の中での反抗ですめば良いですが、社会に出て、ルールや法律を破る反抗につながっていくと危険です。
もう少し上のお子さんを持つ先輩ママ
子供が家で、親に文句をぶつけている間はまだよいのですが、実際に嫌な態度や文句ばかり言われると、気落ちしますよね。
そういう時には、同じ年、もしくは、もう少し上のお子さんを持つ先輩ママとお話しするようにしましょう。
たぶんほとんどの先輩ママが、少ししたら落ち着くから大丈夫よって言うに違いありません。
だから安心してください。
親の意見は譲らない
しかし、だからと言って、言われっぱなしはいけません。
やはり、いけないことはいけないと、親の意見は譲らないようにしましょう。
社会には守るべきルール、モラル、マナーがあります。
TPOに合わせた態度なども、その時期からきちんと知っておかなければなりません。
子供が親に失礼な態度を取ったら、親も子供に同じ態度を取ってみましょう。
身をもって…
これは、仕返しというものではなく、あなたが同じようにされたら、どのように感じるのかをわからせるためです。
思春期の子供たちの特徴は、相手を考えずに、物を言ったり行動したりすることです。
自分自身を表現することも大切ですが、それと同じように、相手がどう感じるのかをきちんと考えさせるのは、大切なことなのです。
何もかも黙って我慢して、嵐が通り過ぎるのを待つだけではなく、反抗してくる子供には、しっかりと正面切って向き合いましょう。
そうすることで、いずれは親の心が、早くわかるようになるはずです。