子育て支援センター
現在、私は、43歳です。
栃木県にある主人の実家に住んでいます。
8歳になる小学校2年生の娘と、5歳になる幼稚園年中の息子を子育て中の主婦です。
私は、娘が2歳2か月の時、息子が産まれました。
それまで、主人のお仕事の関係で、埼玉県蓮田市のアパートに住んでいました。
しかし、息子が産まれて3カ月ほどで、主人が宇都宮へ転勤となり、栃木県にある主人の実家に住むことになりました。
私は、栃木県に住んでから、近くの子ども支援センターへよく子どもたちを連れて行きました。
しかし、まだ2歳の娘は、なかなかお友達と上手に遊べませんでした。
お友達の使っていたおもちゃをとったり、お友達をひっかいたりなどしました。
子ども支援センターへ行くたびに、私が息子を見ている間、娘がお友達をひっかいたりなどしていないかと心配していました。
娘は、親の私が注意をしても、お友達の使っているものをとったり、ひっかいたりする行為は、なかなか直りませんでした。
私は、お友達のお母さんに申し訳なかったので、徐々に、子ども支援センターへ子どもたちを連れて行かなくなりました。
娘のやきもち
息子が産まれてから、娘の行動は、息子に対するやきもちがひどくて大変でした。
娘は、「ママ~、ママ~、」とぐずってばかりいました。
私が息子に母乳をあげていますと、娘は、息子をたたいてきました。
危ないですので、私は、息子にしっかりと母乳をあげることができませんでした。
私と主人は、娘を幼稚園年中から入園させました。
あまりお友達と上手に遊べなかった娘でしたが、集団に入って学んでほしいと思っていました。
事件
ところが、娘が幼稚園に入って間もない頃、担任の先生から家に電話がありました。
私は、先生に「いつもお世話になっております。」とあいさつしました。
先生は、娘が幼稚園で元気にすごしていることをお話ししてくれました。
次に先生は、「実は、今日一つありまして。」と言いました。
先生のお話しですと、娘が幼稚園の女の子をひっかいてしまい、相手の女の子は、ひっかき傷で血がでてしまったらしいのでした。
私は、先生から、娘がひっかいてしまった女の子の保護者の電話番号を聞き、早速私は、電話をしました。
その女の子のお母さんが電話にでました。
災い転じて…
私は、娘がひっかいてしまったことについて、深くおわびしました。
そのお母さんは、どうぞ気になさらないでくださいとのことでした。
理解のあるお母さんでよかったと思いました。
その日以来、娘は、幼稚園での特別なトラブルはありませんでした。
娘は、仲の良いお友達ができました。
その女の子は、偶然、娘と小学校が一緒になりました。
クラスは違うのですが、今でも娘は、休み時間になるとその女の子と外で一緒に遊んでいます。
集団に入って、学ぶことの大切さがよく分かりました。