手がかかる長女 手をかけられない次女
我が家には、2歳年の離れた娘がいます。
長女が赤ちゃんの時は、抱っこをしないと寝ない子で、本当に大変でした。
1人目の子供でもあり、私も長女が泣いたら、すぐに抱っこをしていました。
今思えば、これが癖になってしまったのかもしれません。
夜中も中々寝てくれない長女をずっと抱っこし続け、明け方ようやく眠りにつくという、昼と夜が逆転する生活になってしまいました。
ベビーカーに乗せて昼寝をさせようとしても、ほとんど寝る事はなく、私が長女を抱っこして、誰も乗っていないベビーカーをただ押すだけでした。
そして2年後、次女が生まれました。
次女はあまり手のかからない子で、お昼寝も自分が眠たくなったら寝ると言う感じでした。
というのも、その頃まだ2歳の長女に手が掛かりとても忙しかったので、正直次女にあまり時間を掛ける事が出来ませんでした。
次女が泣いても、すぐには抱っこが出来ない事も多く、次女なりに、ママはすぐには来ないんだと言う事を、学んだのだと思いました。
マイペースな長女 要領が良い次女
そんな幼少期を過ごした姉妹は、現在小学生になりました。
私が夕食の支度をして忙しくしている最中でも、「ママ〜これやって」とマイペースに言ってくる長女に注意する私。
そして、そんな様子を黙って見ている次女。
次女は、私の家事が一段落してソファで休んでいる時に、お願い事をしてくると言う、要領の良さを持っています。
これは、下の子の特徴だと思います。
長女は、元々じっくりと考えて答えを出すと言う事が苦手で、いつもあまり考えずに喋っています。
逆に次女は、物事をじっくり考えて答えを出すタイプで、長女が突拍子のない事を言うと、それは違うよと冷静にダメ出しをするので、私はその様子を見ていてつい笑ってしまいます。
このような姉妹関係ですので、どちらがお姉さんで、どちらが妹なのか、時々分からなくなります。
「妹」を助ける「姉」
昔から長女には「お姉さんなんだから、こうしなさい」と言う事はあえて言いませんでした。
なぜなら、私も長女で小さい頃に、親からそのセリフをよく言われて嫌だったからです。
その影響なのか、長女はお姉さんと言う意識が低く次女と同じ立ち位置で友達と思っている気がします。
長女が小学校の高学年になり、もう少し責任感を持たせる意味もあり、お姉さんは自分より小さい妹を守る事、面倒を見る事、大切にする事を話しました。
丁度その頃、次女が足を捻挫してしまいました。
すると、買い物に出かけた時に、長女は片足を引きずっている妹をおんぶしてくれました。
ここで、私も「さすがお姉ちゃん」と言って長女の行動を沢山褒めてあげました。
それ以降、長女は妹を助けると言う事が、誇らしく思うようになったみたいでした。
いつまでも、姉妹仲良く過ごして欲しいと思います。