ここは無法地帯
子育ては苦難の連続だ
朝からうんちを漏らされる、飲み物をこぼされる。
食器を割られるなんて日常茶飯事。
毎日毎日怒っても、全く昨日と同じ失敗を、見事に再現してくれるおバカな子供たち。
面白さもあるが、それ以上にハードな毎日を送る日々に、嫌気がさすこともたびたびある。
なんせ我が家には、小さい男子が4人もいるのである。
家はさながら動物園状態。
秩序なんて存在しない、ここは無法地帯なのだ。
馬鹿な生き物だ
一番流行っている言葉は、「うんこ」と「ちんこ」。
これは「ベストオブ男子の好きなワード」の、常に上位に位置する。
とりあえず、うんことちんこの話で気を引けば、だいたい乗ってきてくれる。
そういうところが、男子は扱いやすくて好きだ。
だいたいはお菓子か面白い話で、機嫌をなおしてくれる。
わかりやすいが、その分あほなことばかりするので、目は離せない。
そして何よりも、兄弟喧嘩が大好きだ。
好きというよりも日課なのか、もはや何で喧嘩しているのかわからなくなって、本人たちも笑ってしまっていることもある。
やはり馬鹿な生き物だ。
でも考えてみると、大人になったら、そうそう馬鹿なままでは過ごせないんだ。
だから男の子たちは、今がチャンスとばかりに毎日馬鹿をやって、けらけら笑って、母の怒りはどこ吹く風で、順調にあほに育っているのである。
何とも言えずかわいい
たまにどうでもいいことで、本気で悩んでいたりするのが、なんとも言えずかわいい。
小学生でも、本気であほなことを悩んでいる長男。
自由気ままに、我が道をいく次男。
たまーにいうことをきいてくれると、こちらがびっくりして、嵐にでもなるかと思ってしまう。
お調子者で、お歌を絶えず歌い続ける三男。
まだ産まれたばかりの、、あどけないわが家のアイドル四男。
こんなメンバーを日々統率している、肝っ玉母ちゃん今年31歳のアラサー女子。
体力が続きません。
それでも毎日怒鳴りまくるけど、顔が般若みたいになってるけど、幸せを感じてます。
子供たちが元気で笑っている、楽しそうに喧嘩している、それだけで奇跡と思う。
だって世の中にはご飯が食べれない、安心して眠りにつくことができない、まだ幼いのに戦争にいかなくてはいけない、そんな子供だっているんだから。
毎日あなたたちはとっても幸せなのよ、と言い聞かせている。
決して今ある日常が当たり前と思ってほしくない、笑ってご飯を毎日食べれてぐっすり眠れてうんこして過ごせる君たちは、本当に幸せなんだよと常にわかって過ごしてもらいたい。
そして毎日の生活を送れることに、感謝する気持ちを忘れないでもらいたいと願って、日々子育てしております。