卵と牛乳アレルギー
子どもの食事については、ママが非常にデリケートになることだと思います。
私の子どもは卵と牛乳のアレルギーがあって、特に食べ物も制限されてしまい、何を食べさせればたくさん食べてくれるのか悩んでいました。
子どもが2歳のときでした。
忙しい中で、手間ひまかけて、アレルギー対応の食事を作ったというのに、全く手をつけてくれなくて、挙げ句の果てには、お菓子食べたいなんて言い出します。
ママがこんなにがんばって作ったのに、どうして食べてくれないの!という、悲しみと怒りでイライラしてしまいます。
親の勝手
ママが手をかけて作ったのだから、子どもにもしっかり食べるという形で対応してほしいという、親の勝手な期待感がここにはあります。
この期待感は、子どもにとって重荷で、迷惑なものでしかありません。
子どもには、ママがどれほど手をかけて作ったかという努力は、全く関係ないのです。
子どもにとって大事なのは、今それを食べたいかどうかという気持ちだけです。
子どもに勝手に期待をかけて、それに応えなかったからといって、こちらがイライラしてしまえば、子どもが食事の時間を嫌いになってしまいます。
子供には子供の…
私はイライラの繰り返しから、子どもが食べるかどうかは、子どもが決めることであるということを知りました。
私たち親が定める食事の時間に子ども自身のお腹が本当に空いているのか、まずそこからズレがあることに気づいたのです。
では子どもはいつお腹が空くのでしょうか。
私は実験してみました。
私の子どもは、朝ご飯にヨーグルトを、少ししか食べない日もよくあります。
ある試み
いつもなら、もう少し何か食べるように促しますが、その日は何も言わずにすぐに朝ご飯を終了しました。
ママにガミガミとご飯を食べるように言われないため、子どもはご機嫌でたくさん遊びます。
それから、何か食べたいと言い出すまで何も与えませんでした。
すると、お昼頃にお菓子食べたいと言い出しました。
お菓子はご飯を食べてからだよと話をして、テーブルにつきます。
手抜き!?
ここで手の込んだものを与えません。
ご飯にのりだけを出しました。
結果、とても喜んでおいしい美味しいと食べました。
私が促さなくても、1人でパクパクとご飯を口に運びます。
「美味しいねー!」と子どもは上機嫌です。
「手抜き」のススメ
今回のことから私が学んだことは、子どもに手をかけ過ぎないということです。
私たち親は、子どもに手をかけ過ぎています。
そのつもりがなくても、そうなのです。
手を抜けば抜くほど、育児は楽になり、親子関係も楽になります。
親はみんな、ちゃんとやろう、ちゃんと子育てしなくてはという気持ちに捕らわれ過ぎています。
多少ご飯を食べなくてもOKです。
お腹が空けば、自然に食べます。
力を抜いて
ご飯にのりだけ、ふりかけだけでもOKです。
いつかお肉も食べたくなります。
体は全部わかっています。
子どもがご飯を食べない悩み。
それは子どもの問題ではなく、私がちゃんとご飯食べさせなくては!と意気込みすぎているママの問題です。
力抜いていきましょう。
その方が毎日楽しいです。