母乳しか飲まない娘
現在小学4年生の娘がおりますが、乳児・幼児期には離乳食を食べない・偏食で大変苦労しました。
まず、離乳食は全く食べてくれず、母乳のみで1歳半まで育ちました。
離乳食の本などを片っ端から試してみたり、市販の離乳食もあれこれと試しましたが、全然受け付けてくれず、とにかくスプーンを近づけても口を開けることすらしませんでした。
ミルクもお茶も飲まない子だったので、水分も母乳だけと言う状態でした。
なので私は病気をしても薬も飲めないし、母乳だと直ぐにお腹が空いて頻繁に母乳を欲しがるようになりました。
断乳にトライ
そんな娘が1歳を過ぎたころには、私の体重も体力もかなり減少してしまい、体脂肪が10%以下になり、これでは自分も持たないとかなり悩みました。
それでも娘の身長や体重などは標準でしたので、かなりの栄養を母乳だけで補っていたのだと思います。
でも流石に私の体力も限界だったので、1歳半の時に思い切って断乳することにしました。
母乳だけで大きくなっている娘に断乳は不安がありましたが、逆にこれでなにか食べるようになるだろうと期待もあったのです。
3日間くらい泣いて母乳をせがみましたが、もらえないと分かると諦めて、パンやご飯なら食べるようになりました。
離乳食を飛ばして幼児食へ
離乳食の食感が駄目だったのか、結局、娘は離乳食を飛ばして、そのまま幼児食となりました。
それでも食べるものは限定していて、パン・ご飯・麺類・野菜ジュースと、偏ったものしか食べてくれませんでした。
私の育て方・やり方が悪いのではないかと毎日悩み、幼児検診の時に市の方に相談などもしましたが、それでもあまり改善されることはなかったです。
そんな娘も幼稚園に入園し、給食が始まると徐々に色々なものを口にすることが出来るようになりました。
幼稚園選びはそれを期待して、あえてお弁当ではなく、給食のある所を探しました。
幼稚園という環境で…
最初はやはりご飯しか食べず、幼稚園の先生から電話をもらう状態でしたが、1年2年と経つうちに周りの子に影響されてなのか、集団の力なのか、少しづつ色んなものを食べるようになり、年長になると完食することも出来るようになったのです。
10歳になる今でも、やはり好き嫌いは多いですが、それでも学校の給食を完食することもありますし、当時では考えられないくらい、色んなものを食べられるようになりました。
身長も高い方ですし、体重も標準です。
初めての子供だったこともあり、食に関してかなり悩まされましたが、成長や周りの環境で、解決することもあるのだと勉強になりました。