3,100gで生まれた我が子
31歳で、第1子男の子を出産した者です。
現在、我が子は10カ月になります。
母乳の出が悪かった為、完全ミルクで育てています。
3,100gで生まれた我が子は、身長はやや大きめで生まれました。
生まれてすぐの頃は、標準的な体重で、さほど気にすることもありませんでした。
突然の下痢
ところが、6カ月を過ぎる頃、離乳食もちょっと進み、色々な食材を試せるようになった頃です。
突然我が子が下痢をするようになりました。
1日10回以上も下痢するようになったので、急いで病院へ。
すると、病院で先生から「消化不良でこうなってる。飲ませすぎ!特にミルクは、140mlを1日6回も飲ませるなんて多すぎる!太らせすぎは親の責任!!」と言われました。
正直驚きました。
なぜなら、ミルクの缶に書かれた用量には「生後6カ月は200〜220mlのミルクを4時間おきに5回」と書かれていたからです。
飲ませすぎ!?
それよりずっと少ない140ml(1日量にして840ml前後)がまさかダメだなんて思いませんでした。
ちなみに、その頃の体重は既に10キロ目前の9.8キロでした。
それまで、自分の子供は、少しばかり標準から上でも、そんなに太っているなんて思っておりませんでした。
結局、我が子の下痢は2週間ほど続き、その間ミルクの量を減らし、かわりのイオン水や麦茶を飲ませ、離乳食もおかゆのみにしてようやく治りました。
この治るまでの2週間、本当に自分にとっては、けっこうつらい時間でした。
食べさせすぎ(太らせすぎ)=悪いこと!?
元々夜泣きもしないし、あまり騒がない子だったのですが、満足に食べられ無い状況に、ずっとイライラして泣きどおしだったからです。
また、夜中も頻繁に下痢をする為、私自身もゆっくり睡眠できませんでした。
それから私の中には、食べさせすぎ(太らせすぎ)=悪いことと根強く植えつけられてしまったのです。
私は、我が子が8か月になっても、ミルクの量を1か月前から増やそうとしませんでした。
子供はもうすでに、はいはいも伝い歩きも始めていたのに・・・。
ノイローゼ気味
私の親からは気にしすぎだし、そんなことを続けていたら、子供がかわいそうだと言われました。
けれど私は、下痢でかわいそうな思いをさせることの方がかわいそうだと、突っぱねていました。
親も、子供が満足しないのを見て、おやつを与えていました。
私はそれすらも許せず、「勝手にあげないでよ!下痢したらどうするの!!」と半ばノイローゼ気味に返事したのを覚えています。
今から思えば、病院の先生は、子供のお腹に見合った量ではなかったから、飲ませすぎだ!と言ったんだと思います。
病院の先生の真意
確かに下痢を始めた頃、まだ我が子の運動量も少なかったし、離乳食もはりきって少し多めにあげたりしていました。
子供も、他の人から見ると、確かに大きいけれど、問題があるほど大きいというわけではなかったと思います。
私は、初めての育児で注意されたことを、過大にとりすぎていたのでした。
それから少しして、先輩ママに「○○くん(我が子)は、太りすぎじゃないし、成長もはやいからとても優秀だよ。動き回るのも他の子より激しいし、ミルクも離乳食ももう少し増やしてあげてもいいと思うよ。グラフとかの数字より、子供に合わせてやらなきゃね」と教えてくれました。
その時初めて、私はやりすぎだったんだなと気付きました。
先輩ママに感謝
そのことを教えてくれた先輩ママには、今でもとても感謝しています。
現在の我が子は、以前よりも満足した量を食べられるようになり、騒ぐことも減りました。
夜中も、以前のようにぐっすり眠ってくれます。
ただ、やっぱりちょっと体重はあるようで、抱っこするのは大変ですが、それも個性、特別なこととは思わなくなりました。