子どもの上手な叱り方! 「理屈」ではなく「感情」で!!

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毎日が戦争

 

我が家は共働きで、母親である私もフルタイムで働いていたため、平日はいつも時間がありませんでした。

 

 

 

二人で保育園から帰って来るのは6時半頃、その後で夕ご飯を用意し、食べるのが遅い娘を叱りながら(全て食べ終えるのに1時間半から2時間くらいかかった時期もありました)、合間に明日の保育園の準備、連絡帳の記入、洗濯やらでてんてこまい。

 

 

 

お風呂に入れて髪を乾かし、9時には寝かせたかったので、本当に毎日が戦争のようなあわただしさでした。

 

 

 

夫の帰りは、いつも子どもが寝た後でした。

 

 

 

お風呂で爆発

 

その中で、いつもお風呂のときに、怒ってしまう時期がありました。

 

 

 

お風呂の前にトイレに入りなさい、と言っているのにその行動が遅い、お風呂でやたらと遊んだりおしゃべりしたりをしたがる、など。

 

 

 

一度、お風呂を出た後で脱衣所で大声で怒鳴ってしまったことがありました。「私だって疲れてるんだからさっさとしてよ!」と。

 

 

 

保育園であった出来事をうれしそうにおしゃべりしてくれていた娘は、当然泣き出しました。

 

 

 

私もストレスの限界で、怒鳴りながら涙を流してしまいました。

 

 

 

娘の気づき

 

するとそれに気づいた娘が泣き止み、「大丈夫? ちゃんとじゅんばんやるからね」(次は何をする、その次はどうする、というのをいつも「じゅんばん」と呼んでしつこくそれを守るように言っていました)と言って、自らパジャマを着て歯磨きをし始めました。

 

 

 

いつも時計を基準にして動く大人と違い、まだ保育園の娘が「何故急がなければならないのか」を理解できるはずもありません。

 

 

 

私は自分の基準のみで娘に行動を強いていたのです。

 

 

 

行動の結果、私が「悲しい」と感じたということを娘が理解したとき、初めて娘は自発的に行動できたのです。

 

 

 

子どもには理屈ではなく、感情で訴える叱り方が効くのだと、このときわかりました。

 

 

 

私が変わる

 

私の場合は怒鳴ってしまいましたが、「自分で〇〇してくれたらママうれしいな」とか、一番身近な存在である自分が子どもの行動によってどう感じるのか、ということを積極的に話してあげることで、子どもの行動が変わってくると思います。

 

 

 

その後は、常に「9時にはベッドに行くからね」とか「7時におうちを出るよ」とか、繰り返し声をかけ、時間を意識させるようにすることに努めました。

 

 

 

時計絵本も活用して時間の理解を進めました。

 

 

 

こうすることで、「何故急いで行動しなければいけないのか」を娘も徐々に理解していってくれた気がします。

 

 

 

言葉の置き換えも重要です。

 

 

 

「〇〇しなさい」ではなく「〇〇しよう」、「走らないで」ではなく「歩こうね」など、ちょっとの言い換えで子どもは素直に親の言葉を受け入れてくれるようになります。

 

 

 

育児は本当に体力も精神も削られますが、その中でも本当にちょっとしたことを切り替えるだけで随分と変わるものだということを実感しました。

 

 

 

 

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