夢遊病?
我が家の子供は2人共、夜泣きがとにかくひどくて困りました。
昼間はきちんと活動してお昼寝もとっているのですが、夜間に夜泣きが激しいのです。
時々、夢遊病のように毛布を持って廊下を歩き、毛布を引きずりながら階段へと向かう光景も見られました。
私が物音に気がついて「どこへ行くの?」と声をかけたた時には、子供は目をつむったままの状態で階段を降りていく手前でした。
周囲に相談したところ、夢遊病じゃないかという見解をもらいましたが、夜泣きもひどく夜間に病院へ連れて行ったこともありました。
カンムシ
夜間の夜泣きは、カンムシではないかという診断結果だったので、医師から処方された薬を経口服用させて様子を見ました。
さすがに田舎に住んでいると、子供の緊急事態には苦労するものです。
第一子と第二子ともにカンムシの症状が現れたので、遺伝的な原因か環境要因か親としては悩みました。
子供が学童期にはいり、夜泣きも治まってきたと思われたのですが、またカンムシを繰り返すので漢方薬品をのませることにしました。
当時、海藻のような匂いと色の漢方の顆粒を水に溶かして口にするのですが、ヘドロのような味がすると言われ、これもまた服用させるには一苦労伴いました。
何方かというと、息子よりも娘のカンムシが長引いてしまい薬も嫌がる、夜間は泣いているなどとても手がかかりました。
抜毛癖
漢方の効果が見られたのか、カンムシが治まってきたと思えば、娘は自分の眉毛の毛を抜毛し始めました。
娘は、自室の勉強部屋で眉毛の抜毛を行っている様子で、顔をみせると眉頭しか眉毛がないというような状態でした。
当時私のマユズミで、娘の眉毛を描いて登校させていました。
この後も娘は頭髪の抜毛に移り、頭頂部に1円ハゲを作ってしまいました。
娘の抜毛癖の原因は、周囲からのプレッシャーや周囲の言葉によるストレスでした。
女の子である娘は、家族や友人から意にしない言葉、心ない言葉、などをかけられると受け入れてしまうのですが、人間として受け入れがたい言葉のシャワーを浴びせられた娘は、頭髪の抜毛行為や眉毛の抜毛行為にまで及んでいたのです。
女の子の性質はもともと包み込むという性質があるので、ここまでに症状が酷くなるまで我慢していたようすです。
以後、娘には言葉を選んで伝えていますが、娘には家族や友人からのニーズも嫌と言ってもいいということ、自分を守ることを教えてあげたのですが、優しい娘には心配事が絶えません。