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軽トラで遊ぶ!?
新生児期から子供には多様なおもちゃを買い与えてきたのですが、いずれにしてもおもちゃの特性を上手に活かして遊ぶことが出来ません。
唯一まともに反応を示したおもちゃは、某育児雑誌に掲載されている付録のおもちゃ、カシャカシャと音がする絵本でした。
誕生前から親族から送られたおもちゃも、ママが幼児教育のために選んだおもちゃも、全て無関心のままで成長し、保育園に通いだしてからは、他人のおじさんが乗る軽トラを、おもちゃにして遊びようになりました。
当然、軽トラの持ち主からは、親の方へと苦情がありました。
息子は軽トラの荷台に乗らずに天井に乗ったらしいのです。
いくらやんちゃな息子でも、軽トラの運転席の天井に乗るなんて無理に決まっていると思いましたが、目撃者が数人おり、軽トラの持ち主の前で遊んでいたので、トラックが潰れてしまうと止められたそうです。
子供の遊び方は三者三様ですが、あまりにもエキセントリックな行動は、周囲の顰蹙をかうことになります。
子供の事故にもつながりますし、相手方への物損事故にもつながる恐れもあるのです。
息子は環境や人によって使い分けているようで、夫の前ではあまりやんちゃはせずにしおらしくしています。
実はそこが悩みどころです。
元気が有り余って…
夫に強く訴えたところ、日曜日には子供が体を動かすことができる場所に連れて行ってくれますが、それだけでは好奇心が有り余っている様子です。
そこで考えついたことは、水泳を習わせたら、エネルギーの循環がよくなるのではないかということです。
まず、インターネットで、近くのスイミング教室の情報を収集してから見学に行きました。
子供に体験させてみて興味を示しそうなら、入会を希望していましたが、息子はプールに入ってまず、ギャン泣きをし、以後ずっと涙を流していました。
自宅のお風呂も大好きで何度も入ろうとしたり、適齢期はクリアしているにもかかわらず、このような息子の反応からスイミング教室への入会は諦めることに相成りました。
おそらく、人見知りと慣れない環境が原因だと思いますが、子供の心は難しいものです。
現在は夫が休日に、バッテイングセンターやら、ジムやらに子供を連れ出してくれており、息子に体を使う遊び方を教えています。
息子は内向的な性格から、サッカーチームや野球チームに所属するには無理があるという親の判断です。
おかげで今では、日曜日は部屋で遊ぶ娘と2人だけの休日になり、とても平和な時間を過ごしています。
