卵アレルギーとアトピー
我が子には卵アレルギーとアトピーがあり、初めて対応してする私には苦労が多く、息子の育児が嫌いになることがありました。
息子が0歳で卵アレルギー保有者と診断されて依頼、我が家では卵を使用することは禁止しました。
どうしたことか親である私は、昔から卵料理が大好きで、外食先ではポムの樹でオムライスをよく食べていました。
息子が卵アレルギーであるため、発作を予防させる必要があります。
自宅のキッチンで卵を扱わないように徹底していますが、稀に全く無関係の食材に卵が入っていたりする場合もあり、家庭の調味料から食材を無添加やオーガニック食材店で購入していました。
エンゲル係数高騰
ところが、こういった食材店の食品は一般のものより高価格帯に設定されており、家庭のエンゲル係数が上がるばかりでした。
以前にこのような出来事がありました。
キッチンで使用するお醤油やお出汁もなにからなにまで、アレルギー対応向けの材料であるにもかかわらず、子供に突然アレルギーが引き起こりました。
原因は、アレルギー対応の食材を製造する過程での、製造器具の共有によるものでした。
また、別の日には、親族が良かれと思って持ってきてくれたお料理に、私の好物の卵が入っていたのですが、口にしていない子供がアレルギーを発症してしまいました。
これは、私の使用したお箸を、子供と共有したことで起こりました。
母親である私のミスですが、こんな些細な事でアレルギー反応がでてしまうのですから、子供には一切買い食いはさせていません。
そしてノイローゼに…
私は、家計を圧迫するエンゲル係数の高さ、始めたパートの疲れ、毎日のお料理に神経を使い、約一年でノイローゼになりました。
子供はアトピーも患っていたのですが、首から背中にかけて症状がひどく、痒くなっても掻き毟らせないようにと手にはミトンを当てていました。
痒がってもかいてあげられないので、不快な症状を見ていると可哀想で可哀想で、母親である自分を責めていました。
子供が10歳になったころにアレルギー症状が緩和したので、私の食事づくりも楽になり一仕事終えた感じでした。
息子は風邪などの病気は一切なく、健康優良児に育ってくれていましたが、アレルギーとアトピーが本当に酷く、食事ずくりには苦労が伴いました。
今でもハンバーグなどのメニューは、なにが入っているか不明という理由から食べさせていませんが、人づきあいでネックにならないかと心配です。
何とか立ち直れたのは、夫と親族の協力の元であったと感謝しています。