ある日給食でパニック!? 今までのストレスが一気に爆発!!

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給食でパニック!?

 

娘が3歳の年少さんだった頃の話です。

 

 

 

ある日、エプロンをものすごく汚して帰って来ました。

 

 

 

まだ3歳児なので、エプロンなんてドロドロにするのが当たり前なのですが、どうも汚れ方が違う感じがしました。

 

 

 

制服もなんだか濡れた感じで湿っていたのも気になり、娘の様子も、なんとなく何か普段と違うように感じました。

 

 

 

「幼稚園どうだった?」と聞いてみても幼稚園で遊んだ、くらいの事しか話さなかったので、疲れたのかな?とその場は気に留めずにいました。

 

 

 

しばらくして電話が鳴り、出てみると幼稚園の担任の先生からでした。

 

 

 

「○○(娘の名前)ちゃん、何か言ってませんか?」

 

 

 

ん?どういう事だろう、と話を聞いてみると、その日に出た給食の「手作りドレッシングのサラダ」というメニューのドレッシングが娘の口に合わなかったのか、吐き出してパニックになったそうなのです。

 

 

 

実は無理していた??

 

娘は普段から小食で、野菜なんてもってのほか、というくらい家では食べていませんでした。

 

 

 

しかし、幼稚園に通うようになってからは、お友達と一緒に食べる環境もあるせいか、頑張って食べているようで安心していました。

 

 

 

しかし、どうもかなりの我慢と無理をして食べていたようで、そのドレッシングをきっかけに、無理に我慢して食べていた事によるストレスが爆発したようで、先生も手がつけられなかったです(笑)と言うほど暴れて、お茶を飲ませてもすぐに吐き出して泣き叫んぶ、と大変だったようです。

 

 

 

とりあえず、先生にすみません、と謝って電話を切り、娘に話を聞いてみると「…給食のねぇ、サラダ、変な味したー。」とパニックを起こしたという風には感じられない言い方で話していたので、そんな時もあるよ、と話をして終わりました。

 

 

 

娘の通う幼稚園は、園内で給食を作って提供してくれるシステムで、味も美味しく、厳しい衛生管理と栄養管理をしてくれています。

 

 

 

私が幼稚園に通っていた時は、センターかどこかで作られた不衛生で美味しくないお弁当だったので、とても恵まれた環境だな、と思っていました。

 

 

 

そんな中でも、その子の口に合わないメニューなんて絶対あるでしょうし、味覚の問題ですから仕方ないだろうと、娘には軽く、おいしくないなぁ、と感じる時もあるよ、なんて言ってその日は終わりました。

 

 

 

もう行かない!!

 

しかし、困難は次の日に待ち構えていたのです。

 

 

 

朝、二階で寝ている娘を起こして、一階のリビングに連れて来た時です。

 

 

 

「…もう幼稚園行かない。」

 

 

 

え?!と思いました。プレ保育の時は幼かったので、私から離れるのを嫌がったのはありましたが、年少さんになってバス登園にしてから喜んで行っていたので、安心していたのに…理由はなんと給食でした。

 

 

 

「給食食べない。おいしくない。」と泣いて、まだコタツの時期だったので、コタツに籠城して登園を断固拒否したのです。

 

 

 

そんなことは今までなかったので、私もどうしたらいいのかわからず、とにかく話をして説得し、なんとかコタツからは引っ張り出せたものの、制服も着るのを暴れて嫌がり、給食に対する恐怖のようなものを感じている様子で泣き叫んでいました。

 

 

 

これは大変なことになった、と初めてことの重大さに気づき、朝から手紙で給食を少なめにするなどして様子をみてもらえないかと先生に考慮のお願いを書き、泣き叫んでいる娘を抱っこするなどして落ち着かせてから、「給食ね、先生に少なくしてください、て頼んだからね。無理に食べなくていいんだよ。残していいよ。」と何回も念仏のように唱えて、娘も「残していいの?」とやはり残してはいけない、という雰囲気などにプレッシャーを感じていたようで、いいよ、いいよ、残していいよ。となんとかそれで着替えてバスに乗り込んでくれたので良かったのですが、その日から毎日これの繰り返しが始まりました。

 

 

 

そして、家でも食べなくなった

 

そして、家でもご飯を食べなくなりました。

 

 

 

毎日毎日、作ったものをそのまま捨てる、という日々が続きました。娘も私も心が疲れていき、夫も別に助けてくれませんし、娘本人の問題なのでとても大変でした。

 

 

 

このままだと餓死するんじゃないか、と心配になるほど食べなくなり、無理矢理食べさせても絶対にいい方向には向かないな、と確信を持つくらいの状況でしたので、朝ごはんや晩御飯はおにぎりだけ、お菓子だけ、ヨーグルトだけなど娘が食べると意欲を出したものを、ご飯じゃなくても食べたら良いや、と無理強いをせずにどうにかやり過ごしました。

 

 

 

幼稚園でも先生が頑張って見守る体制を取ってくれたので、年中になった現在では少し給食を食べるようになりましたし、家でもご飯を食べるようになりました。

 

 

 

でもやはりまだ給食に対してプレッシャーがあるようで、不安そうな顔をするときは、「残して良いよ、無理に食べなくて良いよ」と言って落ち着かせるようにしています。

 

 

 

「ご飯を食べてくれる」ということがいかにすごいことなのかを実感した出来事でした。

 

 

 

 

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