時間と家事に追われ、毎日イライラ
一人っ子の長男、現在は九歳になりました。
三度の流産を乗り越え、ようやく産まれてきてくれた息子。。
でも、すぐに仕事復帰をしなくてはならず、6ヶ月から復帰をしました。
まだ子供が動き回らないうちは、おんぶしながら家事をこなしましたが、動き回るようになると、目を離せないので、キッチンのすぐ近くで遊ばせたりしましたが、引き出しあけたり、口に入れてみたり、投げてみたり(笑)、、、まさしく怪獣。。(笑)
時間と家事に追われ、イライライライラ。
更に、保育園で色んな病気をもらってきたため、二歳くらいまでは、しょっちゅう保育園をお休みしていました。
わたしも、仕事を休まなければならず、何回も続くと、職場からも冷たい言葉を投げつけられました。
でも、同じママさん仲間や、パパさん先輩がフォローしてくださり、乗り越えてきました。
気づくと常に怒っている自分
帰宅と同時に始まる夕食作り、洗濯物をたたむ、犬たちの世話、子供をお風呂に入れる準備、翌日の保育園の準備。。
バタバタしながらやっと作った夕食を、子供が全然食べてくれず、「ゼリーちょうだい」と言われて大噴火したり、麦茶こぼされて大噴火したり。。
全く気持ちに余裕がなく、気づくと常に怒っている自分がいました。
まわりのママさんたちを見ると、ニコニコしながらベビーカーを押したり、子供の手を引いてあげたりと。。
罪悪感と、悔しさのような気持ちになり、よく泣きました。
それでも、「ママ、ママ」とわたしにまとわりついてくる息子。
わかっていても、その手を振払ってしまう自分に苛立ちました。
家事、育児を、主人が手伝ってくれることはなく、何度も頼んでみましたが、仕事を理由に断られ、わたしの両親は遠方なため頼れず、義理両親も、仕事を持っていたため頼れませんでした。
結局、一人でやらなくてはならない、自分がやらなければならない、という強迫観念のようなものに、常に襲われていたように思います。
「ママさみしいよ!」っていうサイン!?
不思議なことに、私が仕事と家事に追われて、息子をかまえないと、必ず息子は発熱していました。
悩んでいたときに、友人から「それは、ママさみしいよ!っていうサインなんだよ!」といわれ、ハッとしました。
確かに、イライライライラしながら、いつも怒った顔をしている。
それでも、「ママ!ママ!」とまとわりついてくる息子を、抱き締める余裕すらない自分。
言葉で出さなくても、違う形でアピールするのだとわかりました。
それ以来、ご飯作らなくても、一緒に遊んであげたり、一緒に何かを作ったり、子供と一緒に何かをやる時間が増えました。
家事を完璧にすることより、子供との今を大切にするほうが大切だと、やっと気づけました。