自由に出かけられない
出産して子育てが始まってから、私が一番困っているのが、自由に出かけることができないということです。
ここで言う「出かける」とは、決して遊びに行くという意味ではありません。
ただ、相談もなく、夫が友人と飲みに出かける予定を伝えてきたときは、やっぱり男は気楽なものだな、とイラッとはしましたが。
でも、かわいい娘を置いてまで、遊びに行きたいとは思わないので、普段は全然気にならないのです。
病院に行けない!?
では、困ることは何か。
ずばり、病院に行けないということです。
最初にこの問題に突きあたったのは、産後わずか3週間後、私の産後検診でした。
私のかかっていた産院では、ママの産後検診と、赤ちゃんの1ヶ月検診が、別日に設定されていて、産後検診のときは誰かに赤ちゃんを預けて、必ず自分1人で来るようにと言われていました。
しかし、夫は平日は基本仕事が休めないので、頼むことができません。
産後検診
私の両親はすぐ近くに住んでいましたが、父は持病があるため、1人で赤ちゃんをみてもらうのは不安がありました。
母はまだパートを続けていて、こちらも仕事の都合がつかなければ、預けることはできませんでした。
出産の入院中に産後検診の予約を取らなければならなかったのですが、なかなか母の都合が付かず、結局は母に仕事の予定をずらしてもらい、退院の日になんとか予約を取ることができました。
産後検診ですらこのような具合だったのに、歯医者なんてもってのほかです。
実は私、妊娠する少し前まで歯医者に通っていて、虫歯を治療していたのですが、治療が終わっても、熱いものや冷たいものが歯にしみて、もう一度歯医者に行かなければ、と思っていました。
ですが、そのうちに妊娠がわかり、麻酔のことを考えて歯医者に行かずにいました。
歯医者
これがそのうち、固いものを食べると少し痛みが出るようになっていました。
そうは言っても歯医者に赤ちゃんを連れていけるわけもなく、慌ただしく日常を過ごしていたところ、ついに眠れないほどの痛みに襲われてしまいました。
それが、なんと年末のことでした。
幸いなことに夫の実家に帰省していて、赤ちゃんの面倒は義理の両親がみてくれたので、なんとか開いている歯医者を探し、最低限の治療をしてもらうことができました。
帰省先だったので、治療の続きは地元に戻ってから、別の歯医者ですることになりました。
この一件で、夫も病院に行っておいでと言ってくれているので、ほっとひと安心ですが、ママは病院に行けないということを念頭に置いて、病院に行かなくていい健康づくりが、何よりも大切なんだと今は思っています。