何をしてもしなくても「イヤイヤ」
何をするにも「イヤイヤ」、しなくても「イヤイヤ」。
我が家の娘が、2歳前にして始まったイヤイヤ期は、2歳8ヶ月までの約1年間続きました。
朝起きれば、着替えをするのも、オムツを取り替えるのも、朝ごはんを食べるのも、全てにおいてイヤ。
時間が間に合、わず子育て支援センターの予約を、何回キャンセルしたか分かりません。
朝からイヤイヤがひどい日は、時間に間に合って支援センターに行っても、自分の思い通りにならないと、奇声をあげて泣いたり、お友達を叩いたり、噛んだりすることもあって、当時の私は、本当に常にピリピリ、苛々していたように思います。
支援センターの先生に相談して、少し気持ちが楽になって、でも毎日続くイヤイヤに、再び限界を感じて苛々して、、、。
そんな毎日の繰り返しでした。
心の余裕はなく、苛立つ毎日
成長の過程だから、自我の芽生だから仕方ない。
そんな風に頭では分かっていても、当時そう思える心の余裕は、全くなかったんだと思います。
頼れる実家は県外、義実家は車で行ける距離だけれども、あまり頼りたくないという思いが、私の中にあって頼らず。
仲のいいママ友にも相談はするけれど、一緒に遊んでいて、娘のイヤイヤが発動して、ママ友の子供を叩いたり、噛んだりしたら申し訳ない、という気持ちが先立ってしまい、誘ってもらっても、理由をつけて断ることが続く毎日でした。
1番頼れる夫は仕事柄、娘が起きてる時間には家にいないため、正にワンオペ育児。
孤独でした。
本当に辛かったです。
癇癪をおこし、イヤイヤ言いながら泣く娘と一緒に、何回泣いたことか分かりません。
母親として、人間として、試されている時期
娘は、今3歳4ヶ月です。
今は、自分の気持ちもちゃんと言葉にして伝えられて、癇癪を起こすことはほとんどなくなりました。
あのイヤイヤ期は何だったのかな?というくらい成長した娘。
あのイヤイヤ期が、あったからこその成長なんだと思います。
私自身も、母親として、人間として、試されている時期だったと思います。
「イヤイヤは必ず終わるから大丈夫、頑張ってね!」
初めての育児は、分からないことだらけ、初めてだらけ。
娘だってこの世に生まれて、まだ2年そこそこ。
イヤイヤしたって仕方ない。
今だからこそこう思えるし、お店などで泣きわめいている、他所の子供を困りながらなだめているお母さんを見て、「イヤイヤは必ず終わるから大丈夫、頑張ってね!」なんて風に、心の中で思っています。
今くらいの心の余裕があれば、娘のイヤイヤも、あんなにひどくはならなかったのかな?と思ったりもします。
やっぱり、ピリピリ苛々して余裕のない母親よりも、心に余裕がある母親に育てられている方が、子供の成長にも良いんだろうなと思います。
毎日育児をしていると、余裕を持って優しくなんて、なかなか出来ないことだし、これから先、どんな壁にぶち当たるか分からないけれども、これからも、娘と一緒に成長していければなと思います。