5ヶ月で離乳食を開始 そして断念
私の娘は、育児にまつわるサイトや本を参考に、5ヶ月から離乳食を開始しました。
はじめのうちは、特に問題なく食べてくれていたのですが、生後6ヶ月の時に、急に離乳食を食べてくれなくなりました。
離乳食を開始した時から、ずっと手作りを続けていましたが、同じ時期の子は、どれくらいの量を食べているのか気になり調べてみたところ、いつも娘に食べさせている量よりも、もっとあげても良いということが分かりました。
それから徐々に量を増やしていた時のことでした。
ダイニングテーブルに設置するタイプのベビーチェアを使っているのですが、その椅子に座らせただけで、後ろに反ってギャーギャー大号泣でした。
それでも何とかあげなければと思い、半ば強引にスプーンを口へ持っていき、食べさせていました。
私の作る離乳食が口に合わないのかもしれないとも思い、市販の離乳食を試してみた事もありましたが、それでもダメでした。
実家へ帰省 母のアドバイス
そんな期間が2週間程度続いていた頃、実家へと帰省する機会がありました。
いつも通り離乳食を食べながら号泣している娘を見て、母が、「一旦あげるのをやめてみて、本人がまた興味を示した時に、あげられる物を食べさせてみたら?」と言いました。
これ以上続けても、毎日私も娘もしんどくなっていくだけだと思い、母のアドバイス通りに離乳食をやめてみました。
すると3日後あたりから、食べ物に興味を示してくれるようになり、苺をあげてみたところ、3個も自分でしっかり持って食べてくれたのです。
それから1週間程は、娘が興味を持ったタイミングで、あげられるものをあげるようにしていったところ、見事に離乳食嫌いを克服し、離乳食を再開した日には、自分からスプーンに手を伸ばして来て、口に運ぶ事まで出来たのです。
それ以来、また順調に離乳食が進められるようになって来ました。
心にゆとりを
私自身はじめての子育て、はじめての離乳食なので、育児書やネットに書いてある通りに進めようとし過ぎていたのだと気付きました。
書いてある通りに、みんなと同じじゃないと不安でした。
これから2回食にしていこう!としていた時期に、離乳食を一切やめるという事についても、正直とても勇気がいりました。
ここまで1ヶ月半以上かけて、毎日少しずつ進めて来た事が、また振り出しに戻ってしまうような気がしていました。
しかし、結果として私たち親子には、この選択が最善だったのではないかと思っています。
娘が自分から興味を持ってくれるのを待った事で、前よりも楽しそうに食べてくれるようになりました。
育児書通りにいかなくても、ずっとこのままな訳ではない!と考えられるゆとりを持てたことが、私自身も良かったかなと思います。