子育ては夫婦喧嘩ばかり そして見つけた「魔法の言葉」

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子育ては夫婦喧嘩ばかり

 

私には2人の女の子と、1人の男の子がいます。

 

 

 

今でこそずいぶん落ち着きましたが、子供が生まれてからというもの、夫と喧嘩ばかりしていた時期がありました。

 

 

 

今回は、そんな私の経験が、同じ悩みをもつお母さんのお役に立つのならと思い、当時の状況、そして喧嘩を回避できるようになった経緯を、お話ししたいと思います。

 

 

 

私と夫は、お互いが育った家庭の家族構成、経済状況がよく似ています。

 

 

 

そのせいか、子供が生まれるまでは、それほど価値観の違いを感じることはありませんでした。

 

 

 

もしかしたら、それは少しずつお互い相手に歩み寄り、譲り合っていた結果だったのかもしれません。

 

 

 

しかし、子供が生まれると、私たちはもう我が子が可愛くて可愛くて、メロメロになってしまい、なによりも子供のことが第一になってしまいました。

 

 

 

最初の大喧嘩

 

忘れもしない、まず、一番最初に大喧嘩になったのは、新しいビデオカメラを買うか、買わないかということでした。

 

 

 

私は、結婚式の時に買い替えたばかりなのだから、まだ買わなくていいと言い張り、夫は、赤ちゃんの可愛い姿を記録するためには、最新のビデオカメラが欲しい、とまったく譲りませんでした。

 

 

 

私たちは、結婚してすぐに妊娠が発覚したため、最初の子供が生まれた時には、まだ結婚1年目です。

 

 

 

当然、ビデオカメラも、まだまだ十分に使えるものです。

 

 

 

そして、結婚の際に旅行、新居への引っ越し、家電の買い替えなどで、ずいぶんお金を使っていました。

 

 

 

私はそんな状況から、お金のことが心配でたまらず、余分なお金は1円だって使いたくなかったのです。

 

 

 

その後も続く大喧嘩

 

その後も、子供のために「あれを買おう、これを買おう」という夫と、「そんな高いのいらない。リサイクルショップで十分」という私で、何度も喧嘩になりました。

 

 

 

更に、子供が大きくなってくると、テレビとの付き合い方についても、喧嘩の原因になりました。

 

 

 

子供がNHKの教育番組に夢中になり、録画したものを、一日に何度もみたがることを、私は見せすぎはよくないと思いました。

 

 

 

テレビよりも絵本に興味を持ってもらいたくて、読み聞かせをしてあげたかったのです。

 

 

 

しかし、夫は子供が喜ぶのなら、どちらでもいいのでは?と私が嫌がっても、お構いなしにテレビを見せます。

 

 

 

この件も大喧嘩になりました。

 

 

 

「魔法の言葉」

 

私たちは一度喧嘩になってしまうと頭に血が上ってしまい、自分の意見だけが正しい、あなたのいうことは間違っている、あなたのいう通りにしていたら子供はダメな子になってしまう、自分はこれほど子供のことを考えている、あなたはまったく考えていない、あなたは子供を愛していない、と大声で言い合いになり、なかなか収まりませんでした。

 

 

 

本当は、私も夫もこれではいけないと気づいていたものの、可愛い我が子のこととなると、どうしても譲れないのです。

 

 

 

しかし、ある時に、「魔法の言葉」を見つけました。

 

 

 

私もあなたも同じ。

 

 

 

ただひとつのこと、「我が子の幸せ」を願っている。

 

 

 

育児書だったのか、テレビで聞いたのか忘れましたが、この言葉に出会って、私たちの喧嘩はヒートアップしなくなりました。

 

 

 

「私もあなたも願いは一緒」

 

そうなんです。

 

 

 

やり方、考え方は違っても願いは一緒。

 

 

 

「子供の幸せ」を願う気持ちは一緒だったのです。

 

 

 

それからは子供のことで喧嘩になりそうな時に、「私もあなたも願いは一緒」と口にだすことで、私たちは冷静になり、相手の話を聞き譲り合うことができるようになってきました。

 

 

 

我が子は本当に可愛いものです。

 

 

 

特に母親は、私が子供を守らなければ!と周りが見えなくなりがちです。

 

 

 

本当は二人の子供なのですから、二人で話し合っていろいろなことを決めていきべきですよね。

 

 

 

子供の進学という問題が具体化してきた今、私もこの言葉を再び心に刻みつつ、夫と、今ではしっかりと自分の意見を持った子供とも、冷静に話し合いをしていきたいと思います。

 

 

 

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