中学生の反抗期
中学生に入ってからの反抗期はたまりません。
困りますし、手に負えないなと思うこともしばしばあります。
でも、どんなに反抗されても、ここで親が負けていてはいけないなと思います。
反抗されたら、それを跳ね返すくらいのエネルギーが親にもいると思います。
昔は中学校の先生の中には、とても怖い先生がいました。
大人をなめてるんじゃないぞという気迫があり、中学に入って大人の仲間入りの準備ができた生意気盛りの子供たちにも、負けない気迫がありました。
そういう先生というのは、いずれやはり尊敬されるようになりますし、子供も成長しても忘れません。
あんな自分に真剣にかかわってくれたなあと、一生忘れない存在となります。
そのようなものが、親にも必要だなと感じます。
親として必要なこと
難しい時期だから、と親がおろおろしたり、やけどをしないように触らないでいるのも良くないと思います。
この時期子供は、親や大人に対して疑問を持ったり、それは違うのではないかと、自分自身の意見を持つようになります。
そして、親に依存していた自分から離れて、自立の道を歩き始めます。
この過程でどうしても、反抗期というのが訪れます。
通るべき道なのだと思いますが、親にとってはとても厳しい時もあるでしょう。
私も子供から真向に反抗されると、押されてしまうこともあります。
しかし、この時期の反抗の中には、非常に間違っていたり、危険を伴うこともあり得ます。
反抗している内容を、きちんと見極めるのも大切だなと感じました。
反抗期の親子関係
この反抗期にどんなに言い合いをしても、例えば殴り合いやつかみ合いになったとしても、親の伝えたいことを子供が考えてくれるかどうかというのは、やはり3歳までに身に着けた魂に残っている愛情や信頼感があるかどうか、その後から思春期までの親子関係に重要に比例していくはずです。
ですから何事も、真摯な気持ちで向き合って、上手に子供を諭していくのが一番ではないかと思います。
思春期の反抗期というのは、様々な形で出てきます。
10人子供が居たら、10通りあるくらいだと思います。
今までとても良い関係で、言うこともまあまあよく聞いてくれていたのに、突然自分の意見ばかり通して、親の言うことを聞かなくなったりしました。
ただし思春期の反抗期に、親が食いついていくのをやめてしまったり、諦めてしまうのはよくありません。
干渉するのではなく、関心を持って対処するのが良いのではないか、というのが私の結論です。
親と子といっても、この時期からだんだん人間同士の関係になっていきます。
十分に子供を尊重して、関わっていくのがベストだと感じました。