反抗期と言うのは…
子育てにおいて反抗期というのは成人するまで何度か訪れると思います。
最初の反抗期は2歳くらいから。
子供によって様々ですが、この時期の反抗期で困ったことは、いったん火がつくと1時間くらい泣き止まなかったり、泣き方が激しかったり、親を叩くなどの反抗態度があったりすることでした。
なかなか気がまぎれないとか、泣き止みなさいといっても全く泣き止まないとか、気がくるってしまったのではないかというくらい、泣き続けたりということもありました。
そんな時の私の対処方法は、とにかくとりあえず気持ちをわかってあげるということだったのですが、〇〇が〇〇だったから怒ってるんだね、わかるよその気持ち、という具合にして、気がすむまで泣かせておくということでした。
しかし、今振り返ってみると、それが良かったのかどうかわかりません。
振り返ってみると…
なぜかというと他のお母さんの中には、3歳くらいになると、泣く必要はないから、言葉で何が嫌なのかきちんと言ってみなさい、と諭すお母さんがいたからです。
どちらが良いのかわかりませんが、観察をしていると、泣く必要はないときちんと言う親の子供のほうが、早く泣かなくなるのです。
泣かないで解決する方法を、早く身に着けていくように思えます。
一番良くないなと思うのは、泣いている場合に、完全に放置して無視するという対処方法です。
これをしていると、子供はなんとか泣くことで、自分のわがままや意志を通そうとする癖がついてしまいます。
3つ子の魂百までも
3つ子の魂百までもと言いますが、これはそういうことなんだと思ったことがあります。
3歳までについてしまった癖は、成長してもなかなか治らないということです。
赤ちゃんから3歳までの子供の脳が、どれだけ急激に発達するかということを、考えてみればよくわかることですね。
とても大事な時期に、最初の反抗期が訪れます。
私の子供は、私がこの時期にとりあえず泣いている気持ちを肯定していたために、かなり成長した今でも自分の感情を出すことに肯定的で時にそれが周囲にとって困ることがあります。
自分の感情は肯定してもらえるのが当たり前、とインプットされてしまっているので、肯定してもらえないと気分を害するようになってしまいました。
日々勉強
プラス面としては、自分の感情を表すことができること、自分の中に負の感情をため込むことが少ないことです。
そのように成長していると思います。
ただ私がもう少し泣かずに、言葉で説明させることを早いうちに訓練させていたら、もうちょっとわがまま度が低かったかもしれないなと思うことがあります。
実際には、他人様の力を借りるのが、本当は一番です。
小さいころから保育園で、先生方に指導をしてもらっていた子供たちは、自立度が高いなと感じることがあります。
完全にお任せしてしまうのはよくありませんが、バランスよくご近所や家族親戚の方からもご指導をいただくのが良いように思います。