危険な集団登校の原因は悪ガキ2人! 親の顔が見てみたい!!

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とても危険な集団登校

 

息子の通っていた小学校では、新年度の2週間は地域ごとに纏まって集団登校をしていました。

 

 

 

毎朝集合時間になると地域ごとに集まって、当日の当番の保護者が子供たちの点呼をとってから学校まで送り届けるのですが、我が家の入っている登校班はかなり人数が多く、1年生から6年生まで総勢38名の子供たちになっていました。

 

 

 

当然、点呼を取るのも時間がかかるし、学校まで送り届けるのも大変です。

 

 

 

38人が一列に並んで片道15分の小学校まで歩くのですが、一年生は歩みが遅く、高学年は反抗期なので、列に加わりたがらないといった状況です。

 

 

 

当番の保護者は2名だけで、まとまりの取れていない子供たちを並ばせて、列がバラバラに崩れない様に、ペースを見ながら進みます。

 

 

 

途中でふざけ出す子が居たり、体力がない1年生は列から離脱し始めたり、大人2人で見切れない状態でした。

 

 

 

集団登校から3日ほど経って、近所のママさん方と話し合いになり、危険だし時間もかかってしまうから、付き添いの保護者を2名から4名に増やした方が良いという結論に落ち着いて、登校班の班長さんに相談に向かいました。

 

 

 

班長さんも初日の纏まりのなさを気にしていたようで、すぐにOKをしてくれました。

 

 

 

高学年の悪ガキ2人

 

翌日からは、大人4名が子供たちに付き添って小学校に向かいましたが、それでも大変でした。

 

 

 

大変な理由は、約2名の高学年男子です。

 

 

 

常にふざけているし、暴力的でした。

 

 

 

2人でわざとふざけて道路に飛び出してみたり…、下級生に暴言を吐いたり…、一体どんな躾をしているの?と皆が思うような悪ガキっぷりです。

 

 

 

列の先頭には6年生の女子が付いてくれているので安心ですが、ちょっと目を離すと最後尾で男子二人が小石を投げていたり、道路に飛び出てみたり。

 

 

 

数名の保護者が直接注意していますが、聞く耳を持ちません。

 

 

 

私は1週目に2度、付き添いに入りましたが、両日ともに悪ふざけを確認していました。

 

 

 

2週目には子供が発熱をしたので、当番を欠席しなくてはいけないお母さんの代わりに、付き添いに入ることになり、3回目の付き添いをしました。

 

 

 

その日も、男子二人は勿論ふざけていました。

 

 

 

さすが「お父さん」

 

当日の当番の中に、一人だけお父さんが来ていたのですが、男子の悪ふざけを見てイライラしているのが目に見えて分かりました。

 

 

 

そのお父さんは列の中間、3~4年生のサイドに着いていたのですが、小学校まであと半分の地点で堪忍袋が限界に。

 

 

 

男子二人に向かっていき、頭をたたきながら大々的に説教を始めました。

 

 

 

勿論、列は進んでいるので、お父さんと男子二人が取り残されていきます。

 

 

 

集団が小学校に到着してから、まだ来ない3名の元へ当番のママさん達と向かったところ、お父さんはまだ怒っていました。

 

 

 

登校時間もあるので、3人で何とか宥めてから男子2名を学校へ向かわせましたが、誰もお父さんを攻めようとはしません。

 

 

 

むしろ、よくぞ言ってくださいましたという気持ちでしたね。

 

 

 

そのお父さんは、男子2名のあまりのふざけぶりに激高し、そのまま校長室へ。

 

 

 

危険性をしっかりと訴えてくれました。

 

 

 

ついに学校も動く

 

そして、彼らがいかに迷惑で聞く耳を持たないか、他の生徒に危険が及ぶ可能性も伝いてくれました。

 

 

 

伝えたところで、男子2名が登校班から外れてくれる訳ではないのですが、翌朝から男子2名の担任が登校班に加わり、学校まで彼らをマークして歩くという対処を取ってくれました。

 

 

 

ビックリするのは、その男子2名の保護者は、仕事を理由に当番をしていないのです。

 

 

 

他のお母さんに代わって貰っていました。

 

 

 

我が子のふざけ具合を、確認もしていません。

 

 

 

状況を重く見た校長が、各担任から保護者へ注意の電話を入れたそうです。

 

 

 

集団登校は子供たちの安全の為に行っているのに、逆に危険すぎる上に、低学年子供たちは怯えていて、ここまで来ると、集団登校の必要性も感じられないと言う経験でした。

 

 

 

男子2名は6年生だったので翌年からは居なくなり、無事に安全な登校が出来るようになりましたが、当時は相当に手を焼きました。

 

 

 

これも、子供がいるが故の苦労だな、と思った出来事です。

 

 

 

 

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